大学入試センターは25日までに、2025年1月からの大学入学共通テストで、新教科「情報」を追加するとともに、数学、地理歴史、公民など各教科の科目を再編し現在の6教科30科目を7教科21科目に削減する素案をまとめた。高校の新学習指導要領で学び始める現在の中学2年らが受験するが、情報を巡っては現場から作問や指導面などに課題も指摘され、センターは大学や高校の意見を踏まえ本年度末にも最終案をまとめる。
センターは出題科目を絞り、作問経費などを減らしたい考え。パソコンを使って答える方式(CBT)の将来的導入の検討も続ける。共通テストは大学入試センター試験の後継。
大学受験
2020年10月25日
2025大学入試
共通テスト素案、7教科21科目 新設の情報、作問に課題も
2019年12月17日
延期発表 木の花学習塾 姫路 青山 ブロードバンド予備校 飾西校
大学入試 国語・数学の記述式延期を発表 改革2本柱、英語に続き頓挫
2020年度から大学入試センター試験に代わって始まる大学入学共通テストで導入予定だった国語と数学の記述式問題について、萩生田光一文部科学相は17日の閣議後記者会見で、延期すると発表した。安倍政権が推進する大学入試改革の象徴でもあった共通テストは英語民間試験の活用と記述式問題の導入という2本柱が折れることになった。
記述式問題の採点はベネッセホールディングスの子会社が受託することになっていた。50万人規模の採点を20日間程度で行うため約1万人の採点者が必要とされ、アルバイトの起用による採点のミスやぶれへの懸念があった。過去2回の試行調査では受験生の自己採点と実際の得点のズレも判明した。受験生は自己採点の結果で出願先を決めるため受験生からは不安の声が上がっていた。
導入を強行すれば政権の新たな火種になりかねないとして、首相官邸や与党内から延期を求める声が強まり、文科省は見送りを決めた。
大学入試改革は安倍晋三首相肝いりの教育再生実行会議が13年に出した提言をきっかけに議論が始まった。20年度から始まる共通テストは、英語の4技能(読む・聞く・書く・話す)を評価するために英語民間試験を活用することと、表現力や判断力をみるために記述式問題を導入することが柱だった。英語民間試験は経済・地域事情による受験機会の格差の解消に見通しが立たず、11月1日に延期が決定し、24年度に新制度の実施が検討されている。【水戸健一、千脇康平、成田有佳】
◇大学入学共通テストの記述式問題
思考力や表現力をみるのが目的で、国語、数学Ⅰ、数学Ⅰ・Aで3問ずつ出題し、採点はマークシート式と異なり、人が行う。国語は最も長くて80~120字程度で記述させ、マークシート式と別に5段階で評価し、成績の活用方法は各大学に委ねる。数学は簡単な数式などを書かせ、成績はマークシート式と同様に点数化する。
2019年11月01日
英語民間試験利用延期 姫路 青山 木の花学習塾 ブロードバンド予備校 飾西校
文科省大臣の失言から・・・ こんなことをこのタイミングで???
以下高校生新聞から転載
新大学入試の英語民間試験利用が「延期」 各大学の入試への影響は
国が進める2020年度からの大学入試改革(高大接続改革)のうち、英語民間試験を利用する制度が一転して「延期」となった。現高校2年生などが受ける2021年度入試の内容にどのような影響があるのか。既に予告している選抜方法や出願資格の変更を迫られる大学もありそうだ。
今回、延期になったのは、国が認定した7種類の英語民間試験の成績を大学入試センターがとりまとめて大学に提供する制度「大学入試英語成績提供システム」。文部科学省が10月に公表した調査によると、四年制大学の71%がこの制度を何らかの形で利用する予定だった。国立大の95%、公立大の86%、私立大の65%が利用を予定していたという。短大も30%が利用を予定していた。
大学の利用方法は大きく3つに分けられる。
1つ目は、受験生の英語民間試験の成績が一定以上であることを、出願の条件としている場合だ。国は、制度の対象となる民間試験の成績を「A1」「A2」「B1」など大まかに6段階に分けた表を示しており、大学は「『A2以上』を出願の条件にする」といった要件を示している。
2つ目は、英語民間試験の成績を点数化して、選抜に利用する場合だ。大学は「A1は〇点」「A2は〇点」といった換算基準を決め、大学入学共通テストや、個別試験の点数とあわせて合否を決める考えだった。
3つ目は、英語民間試験の成績を出願資格として、かつ点数化して選抜にも使う場合だ。
中でも、国立大は、全大学でつくる国立大学協会が、英語民間試験を利用することを「基本とする」という指針をまとめたこともあり、民間試験を必須とする入試を予定していた大学が大半だ。国公私立を問わず、「大学入試英語成績提供システム」多くの大学が既に予告している出願資格や選抜方法の見直しを迫られそうだ。
ただ、センター試験の後継として21年1月から始まる大学入学共通テストでは、大学入試センターが作問する英語の試験が実施されることが決まっており、受験生の英語力を測る共通試験がなくなる事態が避けられそうだ。一方、私立大の中には独自の英語試験も、大学入学共通テストの英語も使わず、英語民間試験でのみ英語力を測る入試方針を予告していた大学もある。何らかの見直しが必要になりそうだ。
注意が必要なのは、国の「大学入試英語成績提供システム」を使わなくても、21年度入試でも各大学が独自の判断と基準で英語民間試験の成績を大学入試で使うことは可能な点だ。これまでも英語民間試験を独自に選抜に利用していた大学もある。ただ、民間試験の問題点が多く指摘されて「延期」になった経緯から、新たに民間試験を利用する予定だった各大学は慎重に利用の可否を検討することになるとみられる。現2年生は、各大学が今後、発表する21年度入試の詳細を確認することが大切だ。
高校生新聞社
英語外部検定導入延期 姫路 青山 木の花学習塾 ブロードバンド予備校 飾西校
2019年07月02日
ここにきて??? 大学入試はまだまだ荒れそうです 姫路 青山 ブロードバンド予備校 飾西校
先ほど毎日新聞の記事みてびっくり!
いや、TOEIC は不利?だからとかという内々のうわさは
きいてたんだけど、いったん大学入試の外部試験として
認定されたからないだろうと思ってたんですが、、、、
しかも撤退の理由を「運営」の難しさとしていることから
ほかの検定もひょっとして・・・
現在高2のみなさん! 外部検定はとりあえず英検は一番無難です。
英検をがんばっておきましょう!

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毎日新聞からの引用です
TOEIC 大学入学共通テスト撤退へ 運営複雑理由に 受験生に影響
大学入試センター試験に代わって2020年度に始まる大学入学共通テストの英語の民間資格検定試験を巡り、文部科学省が認定した8試験の一つのTOEICが撤退する。TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が2日、明らかにした。共通テストの対象となる現在の高校2年生を中心に高校では新テストに向けた対策を始めているだけに受験生への影響は必至だ。
【2019年センター試験の様子は……】
共通テストで活用される民間試験は、TOEICのほか、ケンブリッジ英語検定▽実用英語技能検定(英検)▽GTEC▽IELTS▽TEAP▽TEAP CBT▽TOEFLiBT――の7試験。文科省と大学入試センターの有識者会議が18年3月、試験の内容が学習指導要領に沿っているかなどを審査し、認定した。
文科省は全都道府県で複数回の実施など実施体制に関し、さまざまな条件を求めていた。TOEICを実施するIIBCは撤退理由について「受験申し込みから実施運営、結果提供に至る処理が当初の想定よりも複雑になることが判明した。責任を持って対応を進めることが困難であると判断した」としている。
IIBCによると、TOEICは「日常生活やグローバルビジネスにおける生きた英語の力を測定する世界共通のテスト」で、国内では年間120万人前後が受験する。受験者規模では英検(約340万人)に次いで2番目。
民間試験は「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を測るために導入する。今の高校2年生が3年生になる20年4~12月に2回受験することができ、その成績が受験する大学に提供される。ただ、各試験の内容が異なるため、全国に82校ある国立大のうち北海道大、東北大、京都工芸繊維大は、公平性に問題があるなどとして活用しないことを決めている。【水戸健一、金秀蓮、成田有佳】