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2020年01月19日

勉強部屋(転載記事)

こんばんは、じょんさんです(^o^)/


うちのジュニアは自分の部屋を欲しがってないんですけどね


多くの中学生って欲しがりますよね


勉強部屋について面白い記事が東洋経済にのってました


暇つぶしにどぞ↓


 
子どもが気持ちよく勉強できる環境づくりは家の中も大切。どんな部屋が勉強しやすくなるのでしょうか?(写真:プラナ/PIXTA)© 東洋経済オンライン子どもが気持ちよく勉強できる環境づくりは家の中も大切。どんな部屋が勉強しやすくなるのでしょうか?(写真:プラナ/PIXTA)

わが家は、子どもが塾や学校の次に勉強に励む場所です。そこでの工夫が子どものやる気や、ひいては学力向上につながります。子どもの中学受験、効率的な学習に役立つ部屋とは、いったいどんな工夫がなされた部屋か?

中学受験のプロとしてさまざまな実績とノウハウを持つ小川大介氏による著書『5歳から始める最高の中学受験』から一部抜粋・再構成してお届けします。

「早く宿題をやりなさい!」「いつまでグズグズしてるの?」

 なかなか勉強を始めない子どもにイライラ。子どもが自分から勉強をしてくれたら、どんなにラクなことか……と思っている親御さんは多いことでしょう。

 「いつになったら受験生としての自覚が出てくるのでしょうか?」「やるべきことをやれないというのは、この子の問題なのですが……」

 学習相談の場でよく聞く言葉です。でも、「やるべきだからやる」というのは、実際には大人でも難しいわけですから、何かしらの工夫が必要です。

プリントに手が伸びる簡単なコツ

 例えば、その場所に来たらなんとなく勉強を始めてしまう。そんな環境がつくれていれば、とてもラクですよね。仕事を終えて帰宅したときのことを思い出してみてください。リビングのソファに座ると、無意識にテレビのリモコンに手が伸び、テレビのスイッチを入れてしまう……。そんなことってありませんか? 

 あれは「テレビを観るぞ!」という強い意志でスイッチを入れているのではなく、ソファに座ったときにテレビのリモコンを握っている自分を覚えているから、体が自然に動いているわけです。しかも、それが心地よいと感じているから同じ行動をくり返すのです。これを自動反応といいます。

 それと同じように、例えば夕方にリビングのイスに座ったら、右のほうにある計算プリントを1枚取ってサラサラと解き、「お母さん、できたよ」と見せる。それを見たお母さんが「頑張ったね」と言ってあげるという形をつくるのです。

 これを1週間続けると、そこに座ったらプリントに手が伸びやすくなります。そのイスはプリントをやる場所だと体に刷り込まれるからです。

 そうなるための大事なポイントは、やった行動に対して「頑張ったね!」「あら、宿題が半分も終わったのね。よかったね!」など、子どもの気分を乗せる言葉を渡してあげることです。こうやって、「場所」と「やること」と「心地よい気持ち」をワンセットにしてあげると、決まった行動を続けるハードルがグッと下がります。

 勉強は子ども部屋の勉強机で、または親の目が行き届くリビングですると決めているご家庭も多いですが、必ずしも子どもが勉強をする場所を限定する必要はありません。

 受験勉強はドリルトレーニング、まとまった知識の暗記、歴史の流れ理解、テストのイメージトレーニングなど、いくつもの種類の学習が組み合わさっています。計算練習や国語の記述は勉強机がやりやすい。でも、テストの振り返りはリビングの床に広げてやりたい。理科の暗記はソファに横になってザッと眺めてから、リビングのテーブルでチェックしたいなど、学習の種類によって集中したい場所が違うというのはよくあることです。

勉強は「好きな場所」でやったほうがいい

 子どもは大人以上に肌感覚が敏感ですから、場所との相性は無視できません。勉強は好きな場所でやっていいことを伝えてあげましょう。

 勉強は好きな場所でやっていいとはいえ、さすがにリビングにおもちゃが転がっていたり、目の前にゲームが置いてあったりしていると、勉強に集中できません。勉強しやすい空間づくりを意識しておきたいところです。

 家具やものの配置は、子どもの視界に何が映るかを意識して決めるといいでしょう。 例えば、ダイニングテーブルにいつもお子さんが座る席があるとします。ごはんを食べたり、勉強をしたりする場所ですね。そこに座ったときの子どもの視野がだいたい140〜160度だとして、正面の壁や左右の壁、家具が目に入ってきます。

 その見える範囲に例えば時計や時間割、カレンダーなどを置いておくと、少し目に入ったときに確認したり、思い出したりできるので勉強が始めやすくなります。

 トロフィーや表彰状など、子どもの“得意”を表すものを置いてあげるのもいいでしょう。「自分は頑張れる人なんだ」という気持ちを思い起こすきっかけになるからです。

 では、子ども部屋のレイアウトはどのようにするのがいいでしょう。わが家では、勉強机の横に本棚を置いていました。座っていても、ちょっと手を伸ばせば取れる位置に、参考書や辞書などの調べごとに必要な本を並べます。机の後方の本棚には、科目ごとのテキストや塾の副教材などをまとめました。

 そして机の真後ろの本棚には学習マンガなどを置いて、勉強机を囲む基地のような感じで部屋をつくりました。これなら勉強中に余計なものが視界に入らず、わからないこともすぐに調べられて手が止まりません。

 1つの科目が終わったらクルッと後ろを向いて本棚にテキストを戻して、次に使うものを机に運んでくる。息子は、「なかなかいいねぇ〜」なんていっていました。勉強の動きがしやすかったようです。

 1つの本棚にまとめる方法もありますが、それだと雑多な種類の本が並んでしまい思考のメリハリがつきにくいと考え、わが家はあえて3つに分けました。勉強がしやすい環境をつくるポイントは、子どもの視界を意識してものの配置を考えることだというのは知っておくといいでしょう。

勉強空間は親子で作ろう

 子どもの勉強空間をつくるときは、大人が勝手に決めるのではなく、また子どもに任せっぱなしにするのでもなく、親子で一緒にやるといいでしょう。そのときにお子さんにしてほしいのが、「こういうときには何を使うの?」という質問です。

 例えば、「算数の宿題をやるときって、どのテキストとどの問題集を使うの?」「わからないときは、どの本を参考にしているの?」「理科で知らないことが出てきたときは、どれで調べる?」といった感じで、子どもがテキストなどの学習ツールをどのように使っているか、点検するのです。

 これには2つ意味があります。1つは、どうしたらいいのかわからないとき、「わからなかったらそのままにする」「知らなかったら諦める」とさせないためです。

 大人は「わからなかったら調べればいいじゃない」と簡単に言ってしまいがちですが、子どもは「何を使って調べればいいのかわからないから、調べなかった」となりやすいのです。そうならないために、家の中にあるいろいろな書籍やツールをいつどう使えばいいのか、お子さんと一緒に確認して、使い方を教えてあげてください。

 2つ目は、親御さんが家にどんなテキストや資料があるのか把握するためです。塾からいろいろなテキストを渡されたとき、「この図録や資料集はいつ使うの?」「どういうときに使うものなの?」と、子どもに確認することは意外に大事なのです。

 塾の先生が具体的に指示をしてくれていないために、渡されっぱなしで1度も使っていないなんてことはざらにあります。

 このように、「わからないときにどうするか」という動き方を確認し、「わが家にはどんな学習ツールがあるか」を知っておく。子どもが学習ツールを使いこなせるように、手伝ってあげましょう。

 塾では勉強を頑張れるのに、家だとやる気が起きない。そんな様子を見せられると、親御さんにとってはもどかしい限りでしょうが、頑張れないのには子どもなりの理由があります。

 「塾ならみんなが勉強をしているけど、家だと下のきょうだいがいて集中できない」「目の前に冷蔵庫があると、つい何か食べたくなってしまう」「塾で頑張ってきたんだから、家ではゴロゴロしたい」「お母さんに今日あったことを聞いてほしい」

 このような理由があるので、叱ったところであまり効果はありません。それよりも、まずは子どもの気持ちを受け入れ、それを満たしてあげられないか考えましょう。もし、甘えたがっているのであれば、「よし、じゃあ6時になったら話を聞かせてね!」と先に時間を決めて、「それまでに宿題のドリルは終わらせようか!」と約束をし、集中させるのも1つの手です。

 塾では頑張れるのに1人だとそういう気持ちにならないのであれば、お母さんやお父さんと競って問題を解く「勝負タイム」をつくるのもいいでしょう。子どもの気持ちに寄り添ってあげると、家庭学習はうまくいきやすいですね。

家に塾を再現したお父さん

 以前、私が指導に携わっていた個別指導塾にこんな生徒がいました。

 その塾は、教室内をいくつものパーテーションで区切り、1人用の学習空間をつくって専用のホワイトボードで指導するスタイルです。

 その子は、家では集中できないけど塾の個別学習空間だと勉強がはかどるというのです。すると、「よし、わかった!」と、その子のお父さんが日曜大工で家の中に塾と同じ空間を再現したのです。

 専用ブースをつくるには、パーテーション数枚と壁にかけるホワイトボードと机、イスが必要。全部合わせて数万円かかったそうですが、その子はいたく気に入り、家でも集中して勉強ができるようになったそうです。

 必ずしもここまでする必要はありませんが、子どもが気持ちよく勉強できるにはどうしたらいいか、考えてあげることの大切さを感じさせてくれるエピソードです。

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docchi0809 at 23:28│John Tのひとりごと 
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